ハリス先生のそろばん・あんざんQ&A

Q1. そろばん教室では、どんなことを教えているのですか?

A1.

そろばん教室も非常に多様化しています。そろばんだけを指導している教室、そろばんと暗算を指導している教室、フラッシュ暗算も練習できる教室、利息や貨幣の換算、売買損益などの専門的な応用計算も指導している教室、そろばんと暗算の他に算数計算を指導している教室などがあります。

Q2.

そろばんは何歳位から習い始めるのとよいのでしょうか?
A2.
そろばんを弾く能力を高めたい、とお考えの場合は、小学3、4年生からでも遅くはありません。しかし、そろばんだけでなく、珠算式暗算による圧倒的な計算力も高めたい、とお考えの場合は、小学校で筆算を習う前の4〜7歳までに習い始める事をお勧めいたします。保護者の方が少し早すぎるのでは?と思われる時期が、実は暗算学習適齢期なのです。

Q3.

幼児から習う場合に注意することはないのでしょうか?

A3

幼児の場合、小学校で数の基本を学ぶ前の段階ですので、3、4年生に比べ初歩指導に時間がかかるという点です。そこでいやになったり、飽きてしまうケースが見られますので、ご家庭で復習したり、保護者の方が激励するなどのフォローが非常に重要です。
逆に、幼児のお子様がスイッチが入った状態になりますと、小学生に比べ自由な時間が多く、練習に没頭できますので驚異的な上達を示すことがございます。

Q4.

4、5年生から習う場合に注意することはないのでしょうか?

A4.

4、5年生の場合、珠算式暗算力があまり身につかないという点です。小学校で既に筆算を覚えてしまうため、どうしても右脳イメージで計算する珠算式暗算が導入しにくい場合が多く見られます。もちろん練習量である程度克服することは可能ですが、高学年になると学校行事等で忙しくなりますので、練習時間をどれだけ確保できるかが重要になってきます。

Q5.

何級まで続けるとよいのでしょうか?

A5.

珠算・暗算1級に合格すると、計算力が身についた実感が持てます。珠算・暗算三段以上に合格すると、圧倒的な計算力が身につき、様々な応用効果が得られるようになります。

Q6.

1週間にどれ位練習するとよいのでしょうか?

A6.
多ければ多いほどよいのです。と簡単に言ってしまうと参考になりませんね。
そろばん練習は楽器の練習とよく似ているとお考えください。
仮に、週2回のそろばん教室で各1時間練習して、家では全然練習しないお子様がいるとします。これをピアノのレッスンに例えると、1週間に2時間しかピアノに触れないのと同じ状態です。3年後にどれだけの演奏ができるようになるでしょうか?絶対音感が身につくでしょうか?初見の曲を短時間の練習で演奏できるようになるでしょうか?
たとえば、コンクールで優勝するような中学校の吹奏楽部と同じ時間数練習すれば、周囲からすごい計算力だと実感できるようになります。また、実際にそれ位練習しているお子様がたくさんいらっしゃいます。
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